歯科は全身の健康管理になる
歯医者さんと聞くと歯を治すところや歯周病を治すところというイメージがあると思います。しかし実際にはそうではなくお口の中を健康にすることで全身のが健康になると言われています。それはなぜかというとお口はいろいろな役割をしているからです。まず一番に考えられることはもちろん食べることです。お口から物を食べられなければ健康ではなくなってしまいます。寝たきりになってしまった患者さんは鼻や胃から直接栄養を摂りますが、これでは腸機能が低下することが分かっています。そのためお口から食べられるということは大変重要なことなのです。次にお口の機能として考えられることは話すということです。動物の中で唯一言葉を使って会話ができるのは人です。しかし歯がなくなってしまえば上手に発音できなくなってしまいます。特に前歯がなくなってしまうと空気がもれてしまうためタ行が言えなくなります。またなりよりも見た目がかっこ悪くなってしまいます。他にもお口の役割は噛むこと、味覚を感じることなどさまざまな機能があります。歯科は歯や歯茎の病気だけでなく、お口の中全体を健康にすることができ、それによって全身のが健康になるのです。お口と全身は切っても切り離せません。